【看護国試】第98回 認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)で正しいのはどれか。
みなさん、こんにちは。
涼しくなって、外にいるのが楽しい季節です。 スポーツの秋ともいいます。
この間EPA看護師さんの子ども(3歳)の保育園の運動会(うんどうかい)だったそうです。
「パパ、運動会が…」と子どもがいうけど、EPA看護師は「運動会」ということばは、聞いたことがあるけど、どんなものかよく知らなかったそうです。
当日、運動会に参加し、子どもと一緒に走ったりしながら「運動会」というものを知ったそうです。
運動会はこちら↓
http://www.town.kuriyama.hokkaido.jp/docs/2012062900066/外部リンク
http://akishiina3.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_6d2c.html外部リンク
みなさんも、運動会参加してみますか?
では、昨日の問題の答から
問題 認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)で正しいのはどれか。 第98回看護師国家試験 午前問題72 |
解答 2
解説
1.(×)20名の生活単位を基本とする。
グループホームは小規模な生活の場であり、5~9人の少人数を単位として共同生活する場である。
2.(○)家族・知人の来訪は自由である。
家族、知人の来訪は自由である。それぞれの施設で安全管理の対策をとっているが、「家のような環境」なので、いつでも会えることが基本となる。
3. (×) 市町村の措置によって入居する。
措置による入居ではなく利用者の選択による。介護保険での要支援2、要介護1~5の認定が必要である。
4. (×) 介護保険制度における施設系サービスである。
介護保険法に基づく地域密着型サービスである。
今日は「地域包括支援センター」について学習します。
地域包括支援センターは国がやろうとしている「地域包括ケアシステム」の要になります。
住み慣れた地域でずっと暮らしたい…そのような地域に暮らす人たちの介護予防や日々の暮らしを様々な側面からサポートすることを主な役割としているのが地域包括支援センターです。主な設置主体は市町村等各自治体です。
地域包括支援センターには、保健師(若しくは経験豊富な看護師)や社会福祉士、主任ケアマネージャーが配置されています。
権利擁護、総合相談、介護予防ケアマネジメント、包括的・継続的ケアマネジメントなどが主な業務内容です。
今後は、包括的・継続的ケアマネジメントが大切になります。退院した患者さんが地域で安心して過ごせるために、どんな場所にいてもどんな健康状態であっても、様々な機関と連携をとり、その人が安心して過ごせるようにしていきます。
また、高齢者虐待の相談場所でもあります。
保健師(若しくは経験豊富な看護師)の設置が義務付けられているということは、私たち看護職に多くの期待が寄せられているということです。
地域包括支援センターは高齢者のための“よろず相談所”のような場所です。「近所の一人暮らしのおじいちゃんの姿を最近、見ない」「お隣の老夫婦の庭にすごくゴミがたまっている」といったような、地域住民の相談を援助に結びつけています。
では、練習問題です。
ここは介護福祉士さんの知識とだぶるので、介護福祉士国家試験で練習してみましょう。
問題 地域包括支援センターに関する記述のうち、正しいものはどれか 第23回介護福祉士国家試験 問題15 |
本日はここまで。また、明日。