【看護国試】老年看護学で使われる9つの言葉

みなさん、こんにちは。
お元気ですか? ほんと、寒くなってきましたね。
布団は暖かいものを使っていますか? ぜひ、暖かくして、風邪をひかないようにしてくださいね。

さて、国家試験によく出ることばを見ていきましょう。

高齢者は目の機能が衰えてきますね。
「暗順応」はどうでしょうか。「暗順応」は「あんじゅんのう」と読みます。
みなさんも経験したことがあると思います。 急に暗い映画館にはいったら、最初はナンニモ見えなくなります。でも、目が慣れてくると暗い映画館の中でも見えるようになりますよね。それは「暗順応」したからです。
高齢者は暗順応が低下して、暗い所に入るとなかなか目が見えず、階段などでつまずいて転倒し、けがをすることもあります。

みなさんは眼鏡をかけていますか? それは遠いところが見えないのでしょうか?
近いところが見えないのでしょうか? インドネシア人看護師候補者の○○さんは近いところが見えにくので、眼鏡をかけているそうです。
それを専門用語では近視(きんし)といいます。近眼(きんがん)は一般的なことばです。
高齢者はそれとは逆に遠いところが見えにくくなります。それを遠視(えんし)といいます。「老眼(ろうがん)」というのは一般的なことばです。
それから眼瞼(がんけん)下がった状態を何といいますか?
そうですね。「眼瞼下垂(がんけん かすい)」↓といいます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%BC%E7%9E%BC%E4%B8%8B%E5%9E%82外部リンク

高齢になると皮膚に「しみ」ができることがあります。
しみというのは↓です。

http://www.yasudaclinic.com/shimi/外部リンク

専門用語では「色素斑(しきそはん)」といいます。
高齢者のしみには老人性色素斑(ろうじんせい しきそはん)」という病名がつけられることがあります。
「いぼ」は↓です。

http://www.nakash.jp/iin/hihuka/81vv1.htm外部リンク

専門用語では「疣贅(ゆうぜい)」といいます。
高齢者のいぼは「老人性疣贅(ろうじんせい ゆうぜい)」や「脂漏性角化症(しろうせい かくかしょう)」などいろいろな種類があります。

国家試験に出そうな用語で、みなさんが間違えそうなものを説明しました。
今日で高齢者看護学は終わりです。
来週からは在宅看護論が始まります。がんばりましょう。
明日は秋葉原で学習会があります。
では、また。