【看護国試】第99回 指定訪問看護ステーションで正しいのはどれか。
みなさん、こんにちは。
今日はベトナム人看護師さんからのメッセージがあります。
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みなさん、こんにちは。秋は真っ最中です。樹木が紅葉しています。私たちの暑い国ではなかなか見られない景色です。色が鮮やかできれいですね。紅葉狩りに行ったことはありますか？景色は素敵です。「秋を満喫していますよ」って言われなくても何を集中しなければいけないのかわかります。
さて、紅葉を見に行くことは「花見」と同じように「紅葉見」とはいいません。「紅葉狩り（もみじがり）」といいます。本来「狩り」は動物を追いかけて捕まえることいい、「ぶどう狩り」、「きのこ狩り」、「潮干狩り」などは手に入れると同じ使い方です。しかし、「紅葉狩り」の場合は手に入れず、見て楽しむ「鑑賞」の意味です。決して、本来の「狩り」の意味で枝を折ったり葉っぱをちぎったりして、家まで持って帰らないように気を付けて下さいね。本当に日本の秋はすてきです。ぜひ来年ゆっくり楽しめるよう今、「国家試験の知識 狩り」に集中してくださいね。これは「手に入れる」という意味です。
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では、昨日の問題の答から
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問題 指定訪問看護ステーションで正しいのはどれか。 第99回看護師国家試験 午前問題76 |
昨日の解答解説
解答 ２
解説
1.（×） 利用者は高齢者に限定される。→ 利用者の年齢制限はない。
2.（○） 常勤換算で2.5名以上の看護職員が必要である。→ ○
3.（×）訪問サービスの提供は看護職でなければならない。→ 訪問サービスの提供は「看護師」のほかに保健師、助産師、准看護師、理学療養士、作業療養士等の医療スタッフによって行われる。
4. （×） 勤務する看護師は臨床経験５年以上と定められている。→ 勤務看護師の臨床経験についての規定はない。最近は新卒看護師が訪問看護ステーションで勤務できるようなプログラムも考えられている。
5. （×） 訪問看護ステーションは24時間体制を義務付けられている。→ 「24時間体制」の実施は義務規定ではない。
今日は「訪問時間」ついてです。家庭に滞在してケアをする時間はどういうものかしら？です。
訪問看護のサービスにはお金がかかります。（知っていましたか？無料じゃないすよ）
介護保険では訪問看護をした時間によって支払うお金が決められています。
介護保険では以下のような時間分類があります。
①所要時間20分未満 （週に１回以上、20分以上の保健師又は看護師による訪問を行った場合算定可能）
②所要時間30分未満
③所要時間30分以上1時間未満
④所要時間1時間以上1時間30分未満
細かいですか？介護保険が始まる前（医療保険での訪問看護）は、ここまで細かく時間を分けていませんでした。介護保険は、税金や40歳以上の人の保険料が使われています。介護保険を使っていない人が出してくれるお金もたくさん使わせていただくのですから、適正（てきせい）な介護保険の利用が求められます。介護保険には決められたサービスの単位があります。また、利用者に介護保険の限度額内で、必要な様々なサービス利用を行います。毎日の食事や排泄などのサービスがたくさん入っていれば、それだけで単位をたくさん使います。単位の限度額いっぱいになることがあります。訪問看護を入れたくても入れられないことも出てきます。それで、『状態観察だけ』『点滴や医療機器の点検管理だけ』などのポイントでの訪問看護の活用が短時間で比較的安い単位で出来るということでは、医療依存度が高い在宅療養者にとってはとてもありがたいことです。
他にも
★２人での訪問
★夜間早朝深夜での訪問
などについては、報酬（単位）で評価されるようになっています。
訪問看護ステーションでは、なるべく日中にしっかり訪問看護を提供し、異常の早期発見・早期対処、多職種との連携、医師との連絡等を行い、夜間は利用者・家族が安心して休むことができるように計画的に訪問を行っています。
では、本日の問題です。
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問題 訪問看護ステーションついて正しいものはどれか。 オリジナル問題 |
答は来週月曜日に。13日（日曜日）は学習会です。
秋葉原キャンパスで会いましょう。
よい週末をお過ごしください。
