【看護国試】第96回 自宅への退院が予定されている全介助が必要な95歳の女性。70歳の娘と2人暮らし。退院前のカンファレンスに訪問看護師が参加した。訪問看護師が行うのはどれか。

みなさん、こんにちは。
ずいぶん寒くなりましたね。寒い時は暖かい飲み物が身体を温めてくれます。「しょうがゆ」などはいかがでしょう?
しょうがをすりおろしたり、薄く切ったりしたものに砂糖を加え、お湯を入れます。
それだけでとてもおいしい飲み物になります。 もちろんハラールよ。

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飲んで、温まったら勉強を始めましょう。

では、昨日の問題の答から

問題 自宅への退院が予定されている全介助が必要な95歳の女性。70歳の娘と2人暮らし。退院前のカンファレンスに訪問看護師が参加した。訪問看護師が行うのはどれか。
1. 要介護認定の申請
2. 介護用ベッドの購入
3. かかりつけ医の決定
4. 介護力の査定

第96回看護師国家試験 午前問題65

昨日の解答解説
解答 4
解説
1.(×) 要介護認定の申請
在宅療養では療養者自身と家族の自己決定権が最も重要な概念であり、ケアスタッフが療養者・家族に代わって何かを購入したり決定することはしない。療養者や家族が決定することに対して、訪問看護師は助言や援助を行う。
2. (×) 介護用ベッドの購入
在宅療養では療養者自身と家族の自己決定権が最も重要な概念であり、ケアスタッフが療養者・家族に代わって何かを購入したり決定することはしない。療養者や家族が決定することに対して、訪問看護師は助言や援助を行う。
3. (×) かかりつけ医の決定
在宅療養では療養者自身と家族の自己決定権が最も重要な概念であり、ケアスタッフが療養者・家族に代わって何かを購入したり決定することはしない。療養者や家族が決定することに対して、訪問看護師は助言や援助を行う。
4. (〇) 介護力の査定
家族の介護力を査定することは訪問看護師の業務であり、訪問看護を進める上で重要な情報である。

今日は「看護小規模多機能型居宅介護サービスについて説明します。
平成24年4月に、「訪問看護」と「小規模多機能型居宅介護」を組み合わせて提供するサービスを創設し「複合型サービス」としていましたが、提供するサービス内容のイメージがしにくいとの指摘も踏まえ、平成27年度介護報酬改定において「看護小規模多機能型居宅介護」と名称を変更しました。

在宅で生活をし、通所介護を中心に利用しながら、必要に応じてショートステイ訪問介護訪問看護を受けることができるサービスです。一体的に各種サービスが提供されることにより柔軟な対応が可能になるので、医療面においてさらなる安心感が得られます。
要介護度・医療必要度が中重度になっても入院・入所せずに、できるだけ住み慣れたご自宅で生活したい、顔なじみのスタッフにお世話をしてもらいたい…という時にとても助かるサービスです。

利用できる人は、
★要介護(1~5)と認定された方です。要支援(1~2)の方は対象外となります
★地域密着型サービスなので、原則としてその市町村の住民です。
それでは問題です。

問題 看護小規模多機能型居宅介護で正しいのはどれか。
1. 都道府県が事業者を指定する。
2. 介護給付の施設サービスの1つである。
3. 看護師は常勤での配置が義務付けられている。
4. 要介護者の状態に応じて短期間の宿泊が可能である。

第103回看護師国家試験 午後問題58改

では、また明日。