【看護国試】第105回 医師の指示がある場合でも看護師に禁止されている業務はどれか。

みなさん、こんにちは。勉強は進んでいますか?
今になると、あまりたくさんのことはできません。たくさんのことをやってもあまり身につかないので、今やっている勉強をじっくりやっていきましょう。これまでやってきたようにたくさんの問題をやらなくても、ひとつの問題を深くじっくりやった方が、いいかもしれません。
自分にできることを精一杯やっていきましょう。

では、昨日の問題の答から

問題 医師の指示がある場合でも看護師に禁止されている業務はどれか。
1 静脈注射
2 診断書の交付
3 末梢静脈路の確保
4 人工呼吸器の設定の変更

第105回看護師国家試験 午後問題5

答は「2 診断書の交付」です。日本の看護師の業務とみなさんの国の業務はちょっと違うかもしれません。それで、紛らわしいんですね。
診断書しんだんしょmedical certificate)の交付」というのは、診断書を書いて、患者さんに渡すということです。日本の看護師はそれはしてはいけません。医師の仕事になります。もし、やったら、犯罪はんざいcrime)になります。
「1 静脈注射」「3 末梢静脈路の確保」「4 人工呼吸器の設定」はできます。ただ、「3 末梢静脈路の確保」というのは意味がわからなかったかしら。
「末梢静脈路(まっしょうじょうみゃくろ)の確保」というのは手や足の血管に針を刺して、点滴などのルートを確保することです。動画があるので見てみましょう。↓ 「末梢静脈路の確保」は病棟では「血管確保」といっています。

https://www.youtube.com/watch?v=58EvAj4mYCc外部リンク

では、もうひとつ同じような問題をやってみましょう。

問題 医師の指示を受けて看護師が行うことができる業務はどれか。
1 薬剤の処方
2 死亡の判定
3 静脈内注射
4 診断書の交付

第105回看護師国家試験 午後問題5

答は明日です。 がんばって。