【看護国試】第106回 下肢は長下肢ギプスから膝蓋腱支持ギプスに変更され、左上肢は義肢が装着され、自宅へ退院することになった。Aさんに対する退院指導で適切なのはどれか。

みなさん、こんにちは。
今日はインドネシア人看護師さんからのメッセージがあります。

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みなさん、こんにちは。体の調子はどうですか。春なので生活しやすい季節でしょう。日本は空気がきれいですが、春はもっときれいな空気を感じませんか。森の空気みたいなフレッシュな感じがしますね。しかし、春になると花粉症が流行ってきます。花粉アレールギにより鼻水、くしゃみ、倦怠感(けんたいかん)等の感冒症状みたいな症状がでます。私はなったことがないですが、辛そうです。インドネシアでは花粉症は聞いたことがありません。なぜでしょうかね。一年中花が咲きますから、インドネシア人の体に抗アレルゲンみたいなものがあるのでしょうか。でも、日本に住んでいる知り合いのインドネシア人は花粉症になった人もいます。みなさんはどうですか。花粉症でない人は春の空気をたのしんでくださいね。

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では、今日の問題から

下肢は長下肢ギプスから膝蓋腱支持ギプスに変更され、左上肢は義肢が装着され、自宅へ退院することになった。Aさんに対する退院指導で適切なのはどれか。
1 外出を控えるように指導する。
2 左前腕部に意識を集中しないように説明する。
3 義肢を装着して動作訓練を計画的に進めるように指導する。
4 受傷前と同じ日常生活動作(ADL)ができることを目標に指導する。

第106回看護師国家試験 午前問題96

この答は「3 義肢を装着して動作訓練を計画的に進めるように指導する」です。
「1 外出を控えるように指導する」(×):外出は控えなくてもいいですよね。
ゆっくりコンビニにいってもいいと思います。
「2 左前腕部に意識を集中しないように説明する」(×):そんなことできないんじゃないかしら。 だって左前腕部を切断したので、半年から1年くらいはどうしても意識しちゃうんじゃないかしら。
「4 受傷前と同じ日常生活動作(ADL)ができることを目標に指導する」(×):左前腕部を切断したので、日常生活動作は受傷前と同じようにできるかは分かりません。でも、その人の残っている機能を十分に使ってADLを向上させることはできると思います。

本日はここまで。また、明日。