【看護国試】第106回 A君の食事について看護師か母親に尋ねると「食べこぼしが多く、食べながらうとうとしてしまい時間がかかるし、十分な量も食べられていません」と話した。A君の食事に関する母親への指導で最も適切なのはどれか。

みなさん、こんにちは。
今日はフィリピン人看護師さんからのメッセージがあります。

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みなさん、こんにちは。お元気ですか。季節の変わり目になりました。かぜはひいていませんか。対策としてマスクや、うがいなどをしているかと思いますが、どんなに気をつけても風邪をひいてしまうことはあるかと思います。
そこで毎日の生活の中で風邪から出来るだけ早く回復する方法、また、風邪を引いた後にぶり返さないための対策も大事ですね。普段から十分な睡眠などによって心身の疲労をしっかり回復させることも大切です。栄養をしっかり食事で補い、抵抗力、免疫力を高めるのも重要なことです。抵抗力、免疫力が高まれば、風邪にかかりにくくなるだけでなく、風邪をひいている状態から早く回復することにもつながります。対策として、ビタミンを摂取すること、ビタミンAは野菜(にんじん、かぼちゃなど)ビタミンCは果物(いちごなど)から取ることができます。入浴もメリットがあり、血行促進、リラックス効果、喉を十分に保湿できます。皮膚を清潔にして、発汗をスムーズにします。汗をかくことで、新陳代謝も高まり、入浴はおすすめですが、熱が38℃以上、悪寒や倦怠感ある場合は避けた方がいいでしょう。入浴する時は浴室、脱衣所と、お部屋との間に気温差がないように温めておきましょう。そして、お湯は38~40℃ほどにし10~20分ほど温まることが理想的だそうです。マスク、うがいに加えて、日常生活の中の工夫で、風邪に負けないように元気な毎日を過ごしていきましょう。そして仕事、勉強も頑張りましょう。

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昨日の問題の続きです。

A君の食事について看護師か母親に尋ねると「食べこぼしが多く、食べながらうとうとしてしまい時間がかかるし、十分な量も食べられていません」と話した。A君の食事に関する母親への指導で最も適切なのはどれか。
1「経腸栄養剤の開始について医師と相談しましょう」
2「ホームヘルパーの依頼を検討しましょう」
3「食事時間を20分以内にしましょう」
4「ペースト食にしてみましょう」

第106回 看護師国家試験 午前問題104

「食べこぼし」はわかりましたか? ↓

http://www.a-agile.com/baby/detail.php?ctg_id=c431917&page_no=3&item_id=0038120204外部リンク

食べ物を食べているときに、その一部が落ちることです。
病棟の高齢者にも食べこぼしのある人がいるでしょう?
A君の食べこぼしにはどのような方法が有効でしょうか。

1「経腸栄養剤の開始について医師と相談しましょう」(×)
  経腸栄養剤はチューブをいれたりするので、ちょっとたいへんな処置になりますね。
2「ホームヘルパーの依頼を検討しましょう」(×)
  お母さんがケアできる方法を考えたほうがいいですね。
3「食事時間を20分以内にしましょう」(×)
  食べこぼしの解決にはならないです。ちょっとひどい指導ですね。
4「ペースト食にしてみましょう」(〇)
  「ペースト食」はわかりましたか?ドロドロした食べ物です。↓

https://store.tfoods.com/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=18020外部リンク

こういう食べ物なら、食べこぼしはなくなるかもしれません。
いろいろなことばを覚えておく必要がありますね。
単語帳に整理しておいてね。
また、明日。