みなさん、こんにちは。お元気ですか。
先日、今年の国家試験に合格したEPA看護師さんが候補者におみやげを持って学習会に来てくれました。
その人はイスラームなので、朝5時に起きて、そのあと2時間くらい勉強してから仕事をしていたんですって。
夜は早めに眠っていたんですね。勉強の時間や方法は人によって違います。
教えてもらった方法が、自分にあっているということはないかもしれないです。
しかし、「月~金曜日は仕事で疲れて勉強せず、土日は遊びに行く」ということはどうでしょうか。
勉強している人もしていない人も同じ時間を持っています。自分の心と時間をマネージメントしてがんばって。
では、今日は精神看護学の状況設定問題です。
次の文を読み109~111 の問いに答えよ。 問題109 第106回 看護師国家試験 午前問題109 |
これはわかりましたか?
難しかったようですね。
「1」 の話題を変えても、「死にたいと思っている」ので、効果がないのでは。
「2」 の気分転換を促すということが、意外に多かったですが、これも一時的なもので、「死にたいと思っている」気持ちは同じです。
「3」 は「励ます」が入っています。「励ます」は間違いの答であることが多いですと学習会でいいました。励ますともっと死にたくなっちゃうかもしれませんね。
「4」 この中で一番いいのは「自殺しないことをAさんに約束してもらう」です。「決して自殺をしないでください」と約束してもらい。徐々に薬が効いてきますので、その時まで、注意して看護します。
国家試験が終わった後、みんなで答合わせをしたんですが、あまりいい点数がとれていなかったので、「死にたい」といっている候補者がいました。周囲の人々は「死なないで」といった後に「自殺しないと約束してください」といい、みんなで笑いました。「死にたい」といった人は合格しました。本当によかったです。
明日は休日ですが、勉強をお忘れなく。
そして、緑を楽しんでください。