【看護国試】第106回 入院後8日、理学療法室で訓練が始まった。Aさんはこわばった表情で訓練を受けていた。Aさんは、以前は通所リハビリテーションを利用していたが、人が多い場で落ち着かなくなることがあり、入院前には小規模多機能型居宅介護事業所を利用していたことが家族からの情報で分かった。翌日、理学療法士が「理学療法室に行きましょう」と病室に迎えに来たところ、Aさんは「行きたくない」と嫌がった。このときのAさんに対する看護で最も適切なのはどれか。
みなさん、こんにちは。 お元気ですか?
さて、国家試験の勉強のために自分のノートを作っていますか?
まだ、作っておらずに参考書にちょこちょこメモ書いている人を発見。
いけないと思います。
だいたいそういう人は答を暗記して、それで勉強したつもりになってるんじゃないかしら。
国家試験は答を覚えてもむだですからね。むだなことはせず、ノートを買って、ノートにわからない単語や、病気のメカニズムなどを「日本語で」書いて、勉強したほうがいいと思います。
絶対、わかるようになるよ。保証(ほしょう:ensure)します。
では、昨日の問題の答から。
「要介護1」はどのような状態ですか。
という問題でしたね。介護のレベル的には軽い方です。
どんなことかはこちらを見てください。↓
http://www.city.shizuoka.jp/000055497.pdf#search=%27%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E5%8C%BA%E5%88%86%27外部リンク
もし、わかっていなかった人はこれをコピーしてノートに貼っておいてください。また、国家試験に出るかもしれません。
昨日の問題の続きをしましょう
問題 第106回看護師国家試験 午後問題95 |
この問題の答は「2病棟でのリハビリテーションを提案する」でした。
Aさんは「人が多い場で落ち着かなくなる」ことがあるらしいですね。
そうしたら、病棟でリハビリテーションを行うことが最も望ましいです。
ほかの選択肢を見ていきましょう。
1 看護師が理学療法室まで付き添う。
はAさんの問題が「人が多い場で落ち着かなくなる」ことなので、あまり意味がないです。この選択肢を選んじゃった人も多いのではないかしら。自分が普段やっていることと、国家試験の問題は違いますからね。問題の文をよく読んでくださいね。
3 Aさんに再転倒を予防する必要性を説明する。
アルツハイマー病の患者さんにいろいろなことを説明しても、あまり理解されないことが多いかもしれません。
4 小規模多機能型居宅介護事業所の利用を勧める。
まだ、「入院後8日」なので小規模多機能型居宅介護事業所を利用するのは難しいです。
では、ここで問題です。
「小規模多機能型居宅介護事業所」はどんなところですか。
答は明日。がんばって。