【看護国試】第106回 Aさんは妊娠23週に結婚し、パートナーの家に転居した。翌週の妊婦健康診査で、Aさんは「最近は、結婚や引っ越しで忙しかったです。これから新しい環境になれていきたいと思っています」と話した。
みなさん、こんにちは。昨日は高安関(たかやす ぜき)の話をしましたが、
その続きです。
高安関は最初から強かったわけではないです。15歳から相撲(すもう)をやっていて、お母さんに会いたくて、7回も相撲部屋(すもうべや:おすもうさんのtraining stable )をescapeしたそうです。でも、お父さんが腎臓がんになり、高安関に「がんばるように」といったそうで、それをきっかけにどんどん練習するようになったそうです。そして、強くなっていきました。
高安関の好きな言葉は「正々堂々(せいせい どうどう:fair and square)」そうです。
大関になるときに「大関の名に恥じぬよう、正々堂々、精進します(おおぜきの なに はじぬよう せいせいどうどう しょうじんします)」といっています。精進する(しょうじんする)というのは「一生懸命にやります」ということです。 ね、応援したくなったでしょう?
では、みなさん、本日も「看護師候補者の名に恥じぬよう、正々堂々、精進」しましょうか。
高安関↓
https://twitter.com/search?q=%23%E9%AB%98%E5%AE%89外部リンク
では、昨日の問題の続きです。
問題 第106回 看護師国家試験 午後問題102 |
みなさんの好きな「優先度が高い」という言葉が出てきました。優先度が高いのはどれでしょうね。
1(×)保育所の選択
保育所はこどもを生んでから仕事をするときに必要なものです。
まだ、優先度は高くないのではないかしら。
2(×)乳房の手入れ
これも、もう少したってから説明してもいい内容です。
乳房の手入れというのは、赤ちゃんが母乳を飲みやすいように
マッサージしたりすることです。しかし、あまり早くやるとオキシトシンというホルモンが出て子宮を収縮させるので注意が必要です。
3(×)側臥位での睡眠
妊娠後期になると子宮が大きくなって、仰臥位では眠りにくくなります。側臥位のほうが眠りやすいです。これも少し早い内容です。
4(〇)妊婦健康診査の受診頻度
WHOでは妊婦健診は最低4回とされていますが、日本では、それよ
りも多く妊婦健診をしています。妊娠23週までは4週に1回、妊娠24週~35週までは2週間に1回、妊娠36週以降分娩までは1週間に1回受診します。日本の妊婦さんたちはだいたい守っています。
問題文の妊婦さんは若く、初めての妊娠なので、妊婦健診のことを説明したほうがいいと思います。
ということで「優先度が高い」のは「4」でした。
妊婦健診の頻度については、国家試験にでるかもしれないので、ノートにまとめておいてね。
では、また、明日。