【看護国試】第106回 日本の平成25年(2013年)の生産年齢人口の構成割合に最も近いのはどれか。

みなさん、こんにちは。 お元気ですか? この間、今年、国家試験に合格したEPA看護師さんに会いました。 元気そうでした。 手術室に配属になったそうです。「明日は甲状腺の手術がある」といっていました。え~ッ。手術って麻酔かけて、身体をメスで切るというものですよね? 数か月前まで「さっき教えたのに、なんで答、間違うの」といわれていた人はすっかり看護師になっていました。もう、教えることがありません。とてもうれしく、少し不安で「が、がんばってね」と声が震えました。

さて、今日から必修問題に入ります。 必修問題は、状況設定問題と比べて、易しい問題です。 が、看護師候補者はなぜか間違えてしまいます。 その原因は 1 早合点(はや がてん:jump to conclusions)   問題をちゃんと最後まで読まずに、答を選んじゃうんです。 また、「生産年齢人口」「老年人口」「年少人口」「従属人口」など似ている漢字が出てきて、意味が混乱して、「キャー」となって、変な答を選んでしまう。落ち着いてね。 2 思い込み(おもいこみ:imagination) 自分がやった問題と似ているからといって、答を「これだッ」と思い込んで答を選んでしまう。国家試験には過去問と似ている問題は出ますが、同じ問題は出ないんです。全部、新しい問題と思ってやってみてください。

これを注意するだけで、5点は上がると思います。ということは35点の人は40点になるということよ。今度は大丈夫。

日本の平成25年(2013年)の生産年齢人口の構成割合に最も近いのはどれか。 1 52% 2 62% 3 72% 4 83%

第105回 看護師国家試験 午前問題1

生産年齢人口(せいさん ねんれい じんこう)ってなんですか? 15歳以上65歳未満の働ける年齢の人です。 よって、答は「2 62%」です。数字は覚えるしか方法がありません。 と、ここで安心して、次の問題にいこうとしているのは誰ですか?だいたいそういう勉強方法をやっているから…(長くなるので省略)

みなさんの弱点のことばを確認しておきましょう。 生産年齢人口が出てきたので、ついでに年少人口、老年人口、従属人口の意味と数値も覚えておきましょう。 年少人口(ねんしょう じんこう):15歳未満の人口 12.9% 老年人口(ろうねん じんこう):65歳以上の人口 25.1% 従属人口(じゅうぞく じんこう):15歳未満の人口+65歳以上の人口 です。 これは自分のことばで、ノートに写しておいてください。 これで、次の問題に進んで大丈夫。 では、また、明日。