【看護国試】第106回 日本の平成25年(2013年)における業務上疾病で発生件数が最も多いのはどれか。

みなさん、こんにちは。 先日、EPAベトナム人看護師さんと会いました。学習会の時にいつも短いスカートをはいていたので、「スカートが短すぎる」いっておりましたら、アオザイという民族衣装を着てきました。「きれい」といいましたら、「服じゃないよ、私がきれいなんじゃないですか」ですって。「はいはい、きれいです」といいました。帰るとき、「ちょっと着替えます」といって、着替えたんですが、また、短いスカートで登場していました。心配です。日本には電車の中に痴漢(ちかん:身体をさわったりする悪い人のこと)がいることがあります。痴漢はこの時期、多くなるので、くれぐれも注意してくださいね。

では、今日の問題です。

日本の平成25年(2013年)における業務上疾病で発生件数が最も多いのはどれか。 1 振動障害 2 騒音障害 3 負傷に起因する疾病 4 じん肺症及びじん肺合併症

第105回 看護師国家試験 午前問題3

これは、難しいと思いました。国家試験には英語が書かれてありますが、イメージできたでしょうか。 また、「職業上疾病(しょくぎょうじょう しっぺい)」はわかりましたか? その仕事が原因で、何らかの病気になることです。

「1 振動障害」は木を切る人などがかかります。↓

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%BC外部リンク

https://medical.yahoo.co.jp/katei/270331000/?disid=270331000外部リンク

「2 騒音障害」は工事現場などすごくうるさいところでずっと働いていると起こることがあります。

「4 じん肺症及びじん肺合併症」は石炭(せきたん:coal)を掘ったりする仕事をする人などがかかります。みなさんの国には石炭はありますか?

答は「3 負傷に起因する疾病(ふしょうに きいんする しっぺい)」でした。 日本人には腰痛が多いですが、それらは重たいものを持つ仕事や、身体に負担がかかる仕事で起こります。 看護師の仕事も患者さんの体位変換やおむつ交換をしたりするので、けっこう腰に負担がかかりますね。 このような腰痛も「負傷(けがする)に起因する疾病」になります。 負傷に起因する疾病の中で「腰痛」が60%で一番多いそうです。

なんだか、わかりにくい問題でしたね。腰痛が多いことを知っていても「負傷に起因する疾病」なんていわれたら、わからなくなりますよね。 なにか、いい覚え方があれば、またお知らせします。  では、また、明日。