【看護国試】第106回 療養施設、社会福祉施設等が集合して設置されている地域の昼間の騒音について、環境基準法に基づく環境基準で定められているのはどれか。

みなさん、こんにちは。
お盆(おぼん)になりましたね。お盆はtryじゃなですよ。 仏教徒の日本人は先祖の魂が8月13日~16日まで自宅に戻ってくると信じています。この時期には多くの人が田舎に帰って、お墓参り(おはかまいり)をします。
お墓参りのやり方は↓です。
http://www.soto-kinki.net/butsuji/chishiki_ohakamairi.php外部リンク
掃除の後、お墓の石に水をかけたりしますが、お酒が好きだった人にはお酒をかけてあげたり、タバコが好きだった人にはタバコに火をつけておいてあげたり、亡くなった人を思いだして、感謝します。お花、果物、甘いものをお供えしたりします。それらはカラスが食べてくれるんですが。
みなさんの国ではお墓参りはありますか?
そういう習慣がなくても、今日は亡くなった身内(みうち:家族のことです)をちょっと思い出してみませんか。

さて、今日の必修問題です。

療養施設、社会福祉施設等が集合して設置されている地域の昼間の騒音について、環境基準法に基づく環境基準で定められているのはどれか。
 1 20dB以下
 2 50dB以下
 3 80dB以下
 4 110dB以下

第106回 看護師国家試験 午前問題20

音の単位は「dB(デジベル)」という単位です。
20dBはどれくらいの音かというと時計の秒針が動く音です。チクタクって動く音よ。
50dBはみなさんが電話で話すくらいの音です。
80dBは髪を乾かすときのエアドライヤーくらいの音です。
110dBはけっこう、大きな音です。ロックコンサートで、話し声が聞こえないくらいの音です。えッ、「ロックコンサート」がわからない? う~む。110dBは看護師候補者が5人くらい集まって母国語で大きい声で話して、笑っているくらいの音じゃないかしら。けっこう、盛り上がってるよね。

ここでの問題は「療養施設、社会福祉施設等」が集まっているところの昼間の騒音は「2 50dB」でした。あまりうるさくしないというように法律で決められています。
環境基準としては、療養施設、社会福祉施設等が集合して設置されている地域など、特に静音を必要とする地域の騒音は、昼が50dB以下、夜間が40dB以下と環境基準に定められています。
大きな物音は、患者や療養者の生活に悪い影響を与えます。病棟では医療機器やワゴンの音、足音などにも注意したいですね。

本日はここまでです。また、明日。