【看護国試】第106回 入院患者の与薬時に誤認を予防するために確認が必要なものは患者の名前はどれか。

みなさん、こんにちは。
さて、みなさんはどのように死にたいですか?
日本では「医療処置を受けずに自然に死にたい」と思っている人も多いです。
しかしながら、きちんと紙に書いて残しておかないと、自然に死ぬことができない状況もあります。
紙に書いて残しておいても、外出先で倒れたら、そんな紙誰も見ないので、救急車で運ばれて医療処置を受けてしまうかもしれません。
昨日、入れ墨のことを書きました。入れ墨は消えないので、胸のあたりに「医療処置拒否」と書いておくのはどうかしら。あるいはなにか「∴」のような簡単な「医療処置拒否マーク」を作ってその入れ墨を胸に入れておくのはどうかしら。紙を見なくても、意識がなくても、本人の意思がわかりますよね。「心臓マッサージをやろうと思ったけど、マークがあったので、しませんでした」ということで病院も責任を問われることがありません。温泉に行けなくなるので、入れ墨はしたくないと思っていましたが、今、初めて、入れ墨を入れたいと思っています。みなさんが看護師になったら、インドネシア、フィリピン、ベトナム、日本に共通する「医療処置拒否マーク」の入れ墨について、一緒に考えませんか?

では、必修問題の続きです。

入院患者の与薬時に誤認を予防するために確認が必要なものは患者の名前はどれか。
1 診察券
2 お薬手帳
3 健康保険証
4 ネームバンド

第106回看護師国家試験 午後問題7

誤認(ごにん)は間違えることです。
入院した患者さんに薬を渡すときに何をしますか?
本人であるかどうか確認します。
病棟に二人くらい同じ名前の人がいるでしょう?
「鈴木さん」、「佐藤さん」などの名前は多いです。
患者さんに「佐藤さんですか?」と聞くのではなく「佐藤太郎さんですか?」とフルネームで聞くか、患者さん自身に「お名前をいっていただけますか?」と患者さんにいってもらいます。それから、ネームバンドで確認します。
なぜなら、急にネームバンド見たら患者さんがびっくりしてしまいます。
ということで、答は「4 ネームバンド」です。
ネームバンドがわからない方はこちらです。↓
http://www.nch.naha.okinawa.jp/nyuin/seikatu.html外部リンク

「1 診察券」は外来で受診する時に使います。↓

http://card.just-shop.jp/order/design.asp?page=2&type=66&settype=1&select_bun1=6601%2C5&su=0&category=6601&cCd=5外部リンク

「2 お薬手帳」は↓
https://www.nicho.co.jp/prescription/book/外部リンク
入院しているときは、最初にお薬手帳はチェックしますけど、そのあとはあまり使いません。
「3 健康保険証」は知っていますね?みなさんがもっているものです。
与薬の方法は↓を見てください。

https://www.kango-roo.com/sn/m/view/407外部リンク

本日はここまで。また、明日。