【看護国試】第106回 下血がみられる疾患はどれか。
みなさん、こんにちは。
今日はフィリピン人看護師さんからのメッセージがあります。
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みなさん、こんにちは。お元気ですか。勉強は進んでいますか？来年の看護師国家試験は２月１８日だそうです。緊張しますか。時間が経つのは早いですよね。でも、まだ時間はありますので、勉強を頑張りましょう。夏休みは勉強中心に過ごしましたか。え～ッ、遊びにいって、勉強できなかった？遊びに行かなくても、クーラーがきいた家でゴロゴロして、エンジョイしていることはありませんか。時間がもったいないです。今の時期、国家試験に合格したいなら、少しでも勉強を進めていくと、秋、冬になってからグッと楽になるんですよ。
もし、あなたがまだ十分に対策を始めていなかったとしたら、まず、必修問題から行うべきです。必修問題は80%正答しないと落ちる厳しい科目。必修問題は看護技術や疾患基礎的な知識が出題されます、これまで培った（つちかった−cultivate）授業や実習の知識で解くことができます。しかし、外国人の私たちは、日本語で覚えることも含め、復習は大事です。早めの対策が重要です。この前はどんな参考書を使えばいいか、候補者から質問がありました。私の使った本はクエスチョンバンクでした（解説、イラストも多いので、わかりやすかった。）あと１冊の疾患の参考書も使いました。でも最近はいろいろな本が出てきましたね、レビューブークもあり、黒本もよいと聞きます。しかし、たくさんの本は必要ありません。自分の理解力にあわせて、ひとつの本を選んでください。いい本といわれても、自分にとって難しい本だと、勉強が進まないとも思います。いくら読んでも理解できないこともあるようです。基本的なことが理解できるように頑張りましよう。
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そうですね、自分にとってわかりやすい参考書を1冊、きちんと勉強したほうがいいかもしれません。あっちこっちの参考書をやっても、「どこに書いてあったっけ」と探すことが難しくなるかもしれません。
では、本日の必修問題です。
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下血がみられる疾患はどれか。 第106回看護師国家試験 午後問題13 |
下血はわかりましたか？ そうです、肛門から血が出ることです。
すると？「２ 大腸癌」が正解になります。
大腸癌は消化管の通過障害が起こります。便秘や下痢が繰り返され、腸管に壊死が起こり、出血します。目で見てわからなくても、検査で便に血が混じっていることが発見されることがあります。
目で見えるような出血がないけど、検査では出血していることがわかると「潜血（せんけつ）」があるといいます。尿でも、血尿には見えなくても、検査で「潜血＋」と書かれていたら、目に見なない出血があるんだなと思ってください。
「潜血（せんけつ）」と「鮮血（せんけつ：フレッシュな色の血液）」は同じことばですので、間違わないでくださいね。
どちらもノートに書いておいてください。
本日はここまで。 また、明日。
