【看護国試】第106回 アルツハイマー病で正しいのはどれか。

みなさん、こんにちは。 お元気ですか。
仕事から帰ってきて、とても眠くなる時があるでしょう。
例えば、入浴介助日に仕事をして帰ってきた夜などは、へとへとに疲れて、「勉強どころではない」と思う時など。
その時は寝ちゃった方がいいです。フェイスブックもやらなくていいですからね。
がんばって起きていても、頭に入らないですし、風邪もひきやすくなります。
朝、少し早めに起きて、ちょっとだけ勉強するほうが頭に入ると思います。
仕事と勉強のバランスをとって、身体に気をつけて、がんばっていきましょう。

では、今日の一般問題です。

アルツハイマー病で正しいのはどれか。
1 基礎疾患として高血圧症が多い。
2 初期に記銘力障害は見られない。
3 アミロイドβタンパクが蓄積する。
4 MRI所見では前頭葉の萎縮が特徴的である。

第106回看護師国家試験 午前問題33

1(×) 
基礎疾患として高血圧症が多い。→そんなことはありません。アルツハイマー病で特に多い基礎疾患はありません。

2(×) 
初期に記銘力障害は見られない。→初期に記銘力障害(きめいりょくしょうがい)がみられます。記銘力障害というのはご飯を食べたばかりなのに、ご飯を食べたことを忘れてしまうというように、新しいことに対する記憶が十分にできないことです。

3(〇) 
アミロイドβタンパクが蓄積する。→この間の学習会でも木下先生が説明していました。

4(×) 
MRI所見では前頭葉の萎縮が特徴的である。→脳全体が委縮するのが特徴です。

本日は、ここまで。
明日は秋葉原キャンパスで母性看護学と高齢者看護学の学習会があります。 
秋葉原で会いましょう。  よい週末を。