【看護国試】第106回 看護における情報について正しいのはどれか。
みなさん、こんにちは。 お元気ですか?
寒くなってきました。 12月、1月の寒い時期よりも10月の季節の変わり目のほうが、体調を崩しやすいです。身体に気をつけてお過ごしください。
ご飯は作って食べていますか?
今の時期は「さといも」が旬(しゅん:season)です。ハラールです。↓
http://plant-name.seesaa.net/article/13254282.html外部リンク
日本人は「煮っころがし」にして食べたりしますが、みなさんはそれは嫌いと思うので、辛い料理を探してみました。↓
https://cookpad.com/recipe/1574443外部リンク
よく食べて、元気でいてくださいね。
では、今日の一般問題から
看護における情報について正しいのはどれか。 第106回看護師国家試験 午前問題3 |
先日、一緒に勉強していた候補者が「主観的情報」と「客観的情報」を間違えて覚えていました。 ちょうどいい問題が出てきました。
主観的情報(しゅかんてき じょうほう:subjective data)
客観的情報(きゃっかんてき じょうほう:objective data)
国家試験によくでてくるのでここで覚えてしまってください。
1(×)
尺度で測定された患者の心理状態は主観的情報である。
尺度(しゃくど:scale)で測定された心理状態というのはquestionnaireなどを使って、客観的に評価するものです。
2(×)
入院費用に関する患者の不安は客観的情報である。
「不安」は漠然(ばくぜん:unclear)としたもので、主観的なものです。
みなさんの国家試験にかかわる不安も主観的なものではないですか?不安は主観的なものです。
3(〇)
観察した食事摂取量は客観的情報である。
これは、「半分食べた」「全量食べた」など、見た人がわかることですので、客観的情報です。
4(×)
既往歴は主観的情報である。
既往歴(きおうれき:past medical history)は客観的なものです。
「ことばは書けなくてもいいので、読めることと意味がわかること」と教えていますが、「読めない、意味がわからない」のはどうでしょう。看護師国家試験がわからないことになります。(ほんとうは「書けて、読めて、意味がわかることが一番」ですが、書けるのは看護師国家試験に合格してからでもいいと思っています。でも違う考えの看護部長さんや指導者さんもいらっしゃるので、ナイショにしておいてね)
では、こんな問題はわかりますか?
主観的情報か、客観的情報かに分けなさい。 オリジナル問題 |
答は明日。 がんばって。