【看護国試】第106回 疾患の原因となる生活習慣病の組み合わせで適切なのはどれか。

みなさん、こんにちは。
今日はインドネシア人看護師さんからのメッセージがあります。

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みなさん、こんにちは。調子はいかがでしょうか。急に寒くなりましたね。冬が近づいて寒くなりそうなので、体調を崩さないように気をつけましょう。
勉強は進んでいますか。そうですね、仕事をしながら勉強するなんてことを喜んでいる人は少ないと思います。職場から戻って、疲れたのに勉強するのは私も好きではありません。しかし、私たちの契約書の中に看護師資格を取ることを条件として来日しているので、勉強はやらないといけないことです。
さて、国家試験の事ですが、選択肢は4つか5つあると思います。そこから正解を選びますよね。例えば選択肢は4つとしましたら、正解の可能性は25%となります。5つですと20%の正解の可能性となります。みなさんが、過去問題や模擬試験で練習をしている時に、正答率を高めるためには選択肢を絞らないといけないです。4つの選択肢から2つに絞ると正解率が50%にUpしますので、ポイントを得る可能性が高くなります。問題を解く時に必ず「これとこれは絶対違う」と間違っていると思う選択肢に×マークをつけて、「これかも」と思う時に〇や△マークをつけましょう。例え時間が間に合わない時にどちらかを選んでも正解率は50%にあたる可能性があります。ぜひ、やってみてください。

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では、本日の一般問題です。

疾患の原因となる生活習慣病の組み合わせで適切なのはどれか。
1 低血圧症 ……………飲酒
2 心筋梗塞………………長時間労働
3 悪性中皮腫……………喫煙
4 Ⅰ型糖尿病……………過食

第106回 看護師国家試験 午前問題46

これは簡単でしたね。
「2 心筋梗塞………………長時間労働」が正解でした。長時間働くとストレスや食生活が乱れ、運動する時間もなく冠状動脈の硬化が起こります。

他の選択肢を見ましょう。
1 
低血圧と飲酒は関係ないです。 飲酒はアルコール性肝炎などを引き起こします。

3 
悪性中皮腫(あくせい ちゅうひしゅ)は日本で問題になっている病気です。アスベストはある石からとれるもので、日本では、モノにも家を建てる時に使っていました。しかし、それは呼吸とともに肺に入って肺癌や悪性中皮腫になることがわかりました。 それで国家試験に時々出ています。
アスベスト――悪性中皮腫ということで、覚えておきましょう。

4 
Ⅰ型糖尿病は過食とは関係ありません。関係あるのはⅡ型糖尿病です。

本日はここまで。また明日。