【看護国試】第106回 レビー小体型認知症の初期に見られる症状はどれか。

みなさん、こんにちは。
さて、看護師国家試験を受けるチャンスがあと1回だけという人は、模擬試験の点数が上がってきました。 こんなに点数が取れるのなら、去年だってできたんじゃないの?と思っています。毎日、勉強しているらしいです。
あと2回あるいは3回受験できるチャンスがある人で、「来年ダメでも、次の年にまた、受けることができる」と思っている人は、毎日勉強していますか。「夕方、勉強しなかった。明日の朝やろう」と思い、次の日の朝はまた、寝坊して勉強しなかったということになっていませんか。
そういう人は「怠けているなまけているbe lazy)人」です。
後回しにすると、ずっと勉強しないサイクルに入ってしまいます。
国家試験は「2018年2月、1回しかない」と思い、チャレンジしてみてください。きっと模擬試験の結果もよくなります。 がんばって。

では、今日の一般問題です。

レビー小体型認知症の初期に見られる症状はどれか。
1 幻視
2 失語
3 脱抑制
4 人格変化

第106回看護師国家試験 午前問題58

認知症というともの忘れのイメージがありますが、レビー小体型認知症は「幻視(げんし:見えないものが見えること)」を特徴としています。
「田舎のお兄さんが来ている」とか、「自宅に蛇が出た」など、ないのにあるように見えるのが幻視です。
よって答は「1 幻視」です。

「4 人格変化」が現れる認知症はなんですか?
前頭側頭型認知症です。 人格変化といっても人それぞれです。お掃除などが好きだった方が、お掃除もせず、ぼんやりしている、家族にやさしいおじいさんだったのに、暴力をふるうようになるなどです。
認知症と思わず、治療が遅れてしまうことがあるので注意です。

本日はここまで。また、明日。