【看護国試】第106回 医療職や介護職の業務で法律に規定されているのはどれか。
みなさん、こんにちは。
この間、精神看護学の学習会でやりました。その時、候補者が質問しました。
「認知作業って何ですか?」とのことでした。
初めて聞くことばでした。よくよく話を聞くと「認知療法(にんち りょうほう)」のことでした。
ものごとをどのようにとらえているかということを患者さん自身で気づいていく方法です。
ちょっとこれを読んでおいてください。↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E7%99%82%E6%B3%95外部リンク
言語的コミュニケーションはことばが正しくないと伝わらないです。
ことばは「だいたい」じゃなく、「しっかり」おぼえてね。
では、本日の一般問題から
医療職や介護職の業務で法律に規定されているのはどれか。 第106回看護師国家試験 午前問題77 |
医療や介護には色々な職種がありますね。そして、法律で決まっている役割があります。
1(×) 介護福祉士は訪問看護ができる。
訪問看護ができるのは看護師です。 介護福祉士ができるのは「訪問介護」です。
2(×) 薬剤師は薬を処方することができる。
薬を処方できるのは医師や歯科医師です。
3(〇) 臨床検査技師は肘静脈から採血ができる。
臨床検査技師さんは採血することができます。
4(×) 看護師は病院の管理者になることができる。
病院の管理者というのは院長先生のことです。
病院の管理者は医師がなります。
5(×) 診療放射線技師はエックス線写真に基づく診断ができる。
エックス写真を見て診断する人は医師・歯科医師です。
これは結構難しかったと思います。でも、説明したことは理解できましたね。
「看護」とついたら看護師以外はできません。
「介護」は介護福祉士という名前を出さなければ、家族もできますし、ヘルパーさんもできます。
それも、一緒に覚えておいてくださいね。
では、また、明日。