【看護国試】第106回 潰瘍性大腸炎の特徴で正しいのはどれか。 2つ選べ。

みなさん、こんにちは。 今日はフィリピン人看護師さんからのメッセージがあります。

*****************************

みなさん、こんにちは。お元気ですか。12月になるとあちらこちらでイルミネーションが開催されています。好きですか?渋谷、新宿、お台場、東京の駅周辺、東京ドームなど素敵なイルミネーションを見ることができますイルミネーションを見るとクリスマスの気分になりますね。学習会の帰りにぜひ行ってみてね。さて、今日は光について話ししたいと思います。光は身体のリズムを整えるそうです。このリズムはサーカディアンリズムともいわれ、体内の時計のことです。私たちの睡眠、体温調整、ホルモンなどに影響があるリズムです。この体内時計のリズムは主に太陽の光を浴びると朝と認識し、そのリズムをリセットします。それで、朝起きたあとは、太陽の明るい光を浴びるようにすると、朝イキイキ過ごせるようになります。集中力をアップしたいときは、白や青系の光がおすすめです。覚醒させる効果があるそうです。仕事や勉強をするときに最適ですね。リラックスしたいなら暖色系(だんしょくけい:warm colors)のオレンジや赤など気持ちが落ち着くような気がします。私は家でゆっくりしたいときには好きなアロマキャンドルをつけると、リラックスして、ゆっくり休むことができる。みなさんも、やってみてはいかがでしょうか。体内時計が整って、身体の健康にもつながります。 照明の種類を使い分けて、より快適な生活を手に入れてみてください。それでは今日も頑張りましょう。

*****************************

では、本日の一般問題です。

潰瘍性大腸炎の特徴で正しいのはどれか。 2つ選べ。 1 遺伝性である。 2 直腸に好発する。 3 縦走潰瘍が特徴である。 4 大腸がんの危険因子である。 5 大量の水様性の下痢が特徴である。

第106回看護師国家試験 午前問題82

潰瘍性大腸炎はわかりますか? 病態と治療は覚えておきましょう。↓

http://www.nanbyou.or.jp/entry/62外部リンク

1(×) 遺伝性である。 原因はなにかはわかっていません。

2(〇) 直腸に好発する。 直腸・S状結腸に好発するといわれています。病変はだんだん上の方に行きます。

3(×) 縦走潰瘍が特徴である。 「縦走潰瘍(じゅうそう かいよう)」というのは腸のたての方向にできる潰瘍です。これは潰瘍性大腸炎ではなく、クローン病の特徴です。こちらで確認してくださいね。↓

http://www.nomudake.com/cd/crohn/外部リンク

4(〇) 大腸がんの危険因子である。 大腸がんの危険因子です。

5(×) 大量の水様性下痢が特徴である。 水様性下痢ではなく、潰瘍があるので「粘血便(ねんけつべん)」が特徴です。粘血便がイメージできない人はこちら。↓

http://www.shizuoka-pho.jp/sogo/labpratory/department/microbe/photograph/index.html外部リンク

本日はここまで。 また、明日。