【看護国試】第106回 児童相談所について正しいのはどれか。2つ選べ。

みなさん、こんにちは。今年ももう少しで終わります。 どんな年でしたか? えッ、「国家試験問題がよく読めるようになった年」? 私もそう思います。ずいぶん上達しました。一時はどうなることかと思って、「問題は声に出して読みなさい」とこわい声をだしておりましたが、今は、少し読めない漢字もありますが、読むことができ、なんと、意味もしっかりわかっています。 紛らわしい文もひっかけ問題の文も「これ、違う」とわかり、うれしくなります。本番でもその力を発揮できるように、がんばっていきましょう。

では、今日の問題です。

児童相談所について正しいのはどれか。2つ選べ。 1 国が設置する。 2 児童福祉司が配置されている。 3 母親を一時保護する。 4 知的障害に関する相談を受ける。 5 児童の保健について正しい衛生知識の普及を図る。

第106回看護師国家試験 午前問題83

児童相談所(じどう そうだんじょ)は子どもの権利を守り、支援するところです。虐待を受けている時の通報するところでもあります。

1(×) 国が設置する。 都道府県・政令指定都市が設置します。 政令指定都市は「市」ですが、大きな市です。学習会の参加者が住んでいる横浜市政令指定都市ですよ。 

2(〇) 児童福祉司が配置されている。 児童福祉司(じどう ふくしし)は簡単にいうと子どものケースワーカーの役割を果たします。

3(×) 母親を一時保護する。 一時保護するのは子どもです。

4(〇) 知的障害に関する相談を受ける。      児童相談所には医師や児童心理司もいるので、知的障害に関する相談も受け付けています。

5(×) 児童の保健について正しい衛生知識の普及を図る。 これは、保健所の仕事です。

本日はここまで。また、明日。