新出題基準の変更・追加された点の問題と解説①看護国試!世界保健機関(WHO)が定義する健康の概念について

大項目「健康に関する指標」⇒「健康の定義と理解」に変更


人口動態や健康状態
生活のこと
医療保険や介護保険
基本的人権
倫理原則
看護に関わる法律
看護師の役割


これらに加えて、


「世界保健機関の定義」と「ウェルネスの概念」


が追加となりました。


追加といっても恐れることはありません。


すでに過去問で出されているので取り上げていきます。




第101回 世界保健機関〈WHO〉が定義する健康の概念で正しいのはどれか。
1. 万人の有する基本的権利である。
2. 健康と不健康とは不連続である。
3. 身体的健康が最も重要である。
4. 病気や障害がないことである。





解説


WHO憲章の前文には、

「健康とは、身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱でないという状態ではない。到達しうる最高水準の健康を享受することは、人種、宗教、政治的信念又は経済的若しくは社会的条件の差別なしに万人の有する基本的権利の1つである」

と定義されています。


1. 万人の有する基本的権利である。
憲章の前文に記載がありますね。誰もが持つ基本的な権利です◎

2. 健康と不健康とは不連続である。
よく出る⇒「健康と不健康は連続するもの」です。

3. 身体的健康が最も重要である。
順番があるわけではありません。身体的、精神的、社会的健康すべてが重要です。

4. 病気や障害がないことである。
病気や障害があるとしてもその方々なりの健康があります。
何か病気になった場合、その病気がきっかけで健康に取り組むことができれば、発症前や発症中よりも健康になれることもあります。