【看護国試】第105回 医師の指示を受けて看護師が行うことができる業務はどれか。

みなさん、こんにちは。お元気ですか。

寒いですね。みなさんは、お風呂に入ってあったまっていますか?シャワー浴ですか?1日2回シャワーを浴びる人もいるらしいですが、お湯の温度は高めにね。シャワー浴でも足だけお湯に入れて温めるとより体が温まります。試してね。 

では、昨日の問題の答から

問題 医師の指示を受けて看護師が行うことができる業務はどれか。
1 薬剤の処方
2 死亡の判定
3 静脈内注射
4 診断書の交付

第105回看護師国家試験 午後問題5

答は「3 静脈注射」です。「1 薬剤の処方」「2 死亡の判定」「4 診断書の交付」については医師の仕事です。
紛らわしいですか? 日本の看護師が何をして、何をしてはいけないのか、わかりましたか。みなさんは自分の国で薬剤の処方をしていたかもしれませんが、日本では犯罪はんざいcrime)になりますので、注意が必要です。
私たちは日本の法律によって、仕事をしています。法律にはいろいろな種類があって覚えるのが難しいかと思います。
一番よく出るのは保健師助産師看護師法です。
こんな問題が出ています。

問題 保健師助産師看護師法に規定されている看護師の義務はどれか。
1 看護研究
2 記録の保存
3 秘密の保持
4 関係機関との連携

第103回看護師国家試験 午後問題8

この答は簡単ですね。「3 秘密の保持」です。「守秘義務(しゅひぎむ)がある」ということばも同じ意味ですので、一緒に覚えてね。
みなさんはここで、次の問題に行くでしょう? ちょっと待ってください。
「1看護研究」については法律で決まっていますか?個人でやる場合もありますし、病院の看護部でやる場合もあります。法律で決まっているものではないです。
「2 記録の保存」はどんな法律によって規定されていますか?「医療法」です。記録の保存は何年間ですか? 2年間です。ついでにこういうことを思い出してください。先に進むことよりも大事よ。
「4 関係機関との連携」は法律で決まっていません。私たちは関係機関との連携なしには仕事ができないので、当たり前のことだからです。
「当たり前」はわかりますか? It is natural(for Japanese)ということでしょうか。例えば、「12:00にお昼ご飯を食べるのはあたり前です」のように使います。
ということで本日はここまで。
また、明日。勉強してね。えッ「当たり前です」と?失礼しました。