【看護国試】第106回 出産や育児に関する社会資源と法律の組み合わせで正しいのはどれか。

みなさん、こんにちは。
さて、「眠りたい」「疲れた」と思っている方、いらっしゃいますか?
病院で、入浴介助や、食事介助、おむつ交換などをやっていたら、疲れますよね。
それで、自宅に帰ってから勉強するなんて、なかなかできないです。
でも、国家試験があるので、嘆いてばかりもいられません。
自分で何とか時間を作り出してみましょう。
まず、時間を整理してみてください。 フェイスブックスカイプの時間を減らしてみてはどうでしょう。
また、勉強する時間を変えてみるのはどうでしょう。とても眠い時はまず、眠ってください。眠いのに勉強しても、効果が上がらないので。
眠ってから朝少し早めに起きて勉強するのはどうでしょうか。
疲れた時もまず、眠ってください。
病気にならないように、睡眠をとって、元気に受験勉強を進めていきましょうよ。

では、本日の一般問題です。

出産や育児に関する社会資源と法律の組み合わせで正しいのはどれか。
1 入院助産………………児童福祉法
2 出産扶助………………母体保護法
3 出産手当金……………母子保健法
4 療育医療………………児童手当法

第106回看護師国家試験 午前問題60

これは難しかったですね。
まず、答は「1 入院助産………………児童福祉法」です。
入院助産の意味は経済的な理由で病院や助産所に入院できない妊産婦を対象に
児童福祉法」第22条によって、その入院出産費用を出してくれるというシステムです。
なぜなら、日本で病院に入院して出産すると50万円くらいかかります。
高いでしょう? フィリピンの候補者に聞きましたら、「病院だと8万円くらい」といっていました。
いろいろな事情で出産の費用が払えない人でも、大丈夫なシステムです。

でも、健康保険に入っていたら、住んでいるところによって違いますが、分娩後40万円~50万円は補助してくれます。
先輩のEPA看護師さんも日本でこどもを生んで育てていますが、「分娩の時に休みがもらえて、50万円もらった」と喜んでいました。こどもが病気になっても、無料で見てくれるところに住んでいて、2人目も日本で生まれました。
国家試験が終わったら、考えてみてね。
本日はここまで。また、明日。