【看護国試】第107回 国家試験を受けるにあたっての10個の注意事項

みなさん、こんにちは。2月になりましたね。

今日は国家試験の注意事項について説明します。

1 まず、試験開始30分前には、トイレにいって、いすに座っていてください。ということは、けっこう早起きしなければなりません。

2 会場では試験監督(しけん かんとく)のオリエンテーション(説明)をしっかり聞くこと。

3 試験会場では試験監督の指示に従(したが)うこと。「はじめ」または「開始」と言われるまで試験用紙を開かないこと。また、「やめ」と言われたら、すぐ鉛筆を置き、終わること。いつまでも書いている人がいますが、失格(しっかく)となることもあるので注意です。

4 国家試験問題は「1問を1~2分」で答えるくらいのスピードで行う。
(1問に時間がかかると、全部の国家試験問題が終わりません)

5 国家試験問題はわからなくても解答してから、次に進む。答えずに進むと答えていなかったところを忘れてしまうことがあります。

6 もし、わからない単語があっても、内容を想像し解答する。日頃の仕事や日本での生活経験を生かし、自分の想像力をフル回転すること。

7 全部解答してから、わからないところに戻り、答えを考える。

8 解答の方法を間違えない。
解答用紙に20-25cmの(定規:じょうぎ)を置き、解答欄(かいとうらん)を確認し、記入する。  ひとつ解答欄を間違えるとそれから後の解答を全部間違えることになります。
シャープペンシルではなく(鉛筆)を使いましょう。
・消しゴムはプラスチック製の(角のある新しいもの)がよい。
・間違えたらあとがのこらないように消しゴムできれいに消す。

9 カンニング(cheating in examination)と間違われるような行動や、周囲の迷惑となる行動はしない。
国家試験でcheatingと認められた場合は、たとえ合格点をとっていても不合格となります。また、それはニュースになる可能性があります。自分のため、他のEPA看護師候補者のため、家族のため、配属先の方々のため、絶対にcheatingと誤解(ごかい)されてはいけません。

そのためには次のことを守ってください。

ひとり言を言わない。特にインドネシア語・英語・タガログ語ベトナム語で、ぶつぶつ言わない。言葉に出して祈らない。
会場のうしろ、横など、まわりをきょろきょろ見ない。
・困ったこと、不安なこと、オリエンテーションで理解できなかった内容があってもとなりの人に相談しない。(手を挙げ、試験監督に相談する)
・トイレに勝手に行かない。(手を挙げ、試験監督に相談する)
消しゴムや鉛筆を落としても自分でとらない。(手を挙げ、試験監督に相談する)→鉛筆は5本もっているし、消しゴムも2個持っているので、落としても大丈夫。あせらないで。
・携帯電話は必ずoffにする。マナーモードもいけない。
・うで時計にアラームがついているものはoffにしてこと。
・貧乏ゆすり(びんぼう ゆすり:jiggling legs)をしない。

10 その他
①前日までに国家試験の会場までの行き方・時間を確認しておきましょう。
②解答用紙の名前は受験票のとおりに書くこと。ふたつ名前がある人も受験票のとおりにひとつだけ書いてください。また、名前は試験問題を読む前、一番初めに書くこと。(忘れることがあるので、あとで名前を書くのはいけません。)
③試験会場への服装は温かいものを着ていくこと。ただし、セーターとブラウスなど、脱ぐことができるようなものを着る。試験会場が途中で暑くなることがあります。試験中はぼうしをかぶらないこと。ポケットの中には何も入れないこと。

がんばって。