【看護国試】第101回 右季肋部の疝痛発作を特徴とする疾患はどれか。

みなさん、こんにちは。
今日はフィリピン人看護師さんからのメッセージがあります。

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みなさん、こんにちは。お元気ですか? 勉強は進んでいますか?
国家試験の日も近くなってきている今の時期は、勉強をよく頑張っていると思いますが、疲れていませんか?
長時間にわたって読書したり、パソコン・スマートフォンを使った後で自分の顔を鏡で見てみると、なんだか疲れた顔になっていました。眼も疲れてはっきり字が読めなくなってきていました。みなさんはそんなことはありませんか。
やはり、勉強の合間に休憩時間を入れて眼を休ませることが大事です。
そして、簡単なマッサージをしてみて下さい。特に眉間(みけん)のところや額(ひたい)を軽くマッサージして疲れを取ってください。リラックスすることにもなります。
身体を3~5分動かしたり、運動して、勉強に戻ると集中力もUPすることになります。がんばってください。

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では、昨日の問題の答から

問題 右季肋部の疝痛発作を特徴とする疾患はどれか。
1 胃癌
2 腸閉塞
3 胆石症
4 十二指腸

第101回看護師国家試験 午前問題12

答は「3 胆石症」です。季肋部わかりますよね。この場合は右季肋部となっています。それで、この選択肢の中では胆石症になりますね。
ここで安心しないでください。ほかに右季肋部が痛む病気は何ですか?
胆のう胆管症、十二指腸潰瘍、腎結石、などがあります。
この問題は「疝痛発作(せんつう ほっさ)」という単語も覚えておいてください。疝痛発作というのは「とっても激しい痛みが起こり、そしてちょっと休みがあり、また、すごく痛くなる」という痛み方です。
これが、「右季肋部の空腹時に起こる痛みがあるときの疾患は何か」という問題だったらどうしますか?答は「十二指腸潰瘍」です。
どうぞ、ひとつひとつの問題を調べながら、問題の解説を読みながら、深く学習してくださいね。

2016年の毎日通信はこれで終わりです。どうぞ、よいお年をお迎えくださいますよう。