【看護国試】第106回 放射線療法について正しいのはどれか。

みなさん、こんにちは。
今日はフィリピン人看護師さんからのメッセージがあります。

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みなさん、こんにちは。お元気ですか?体調はいかがでしょうか?涼しくなり過ごしやすい季節になりましたね。「食欲の秋」ということばもあります。食べ過ぎに気をつけたいところです。食べ過ぎによって体に負担がかかり、本来の体が機能しなくなることがあります。この時期、勉強ができなくなると困ります。手軽に食欲を抑える方法は、「水を飲む」ことです。食事の代わりに水分を取ることで、脳に食事をしたと勘違い(かんちがい)させることができるそうです。さらに食欲をごまかしたいときは炭酸水をチョイスするのがおすすめです。
さて、皆さん勉強は進んでいますか。10月になり、国家試験まであと5ヶ月くらいになりました。苦手なところはありませんか?だれにだってある苦手な分野はどうやって勉強しますか?国家試験まで苦手のままにせず、まだまだ時間はありますので、今から克服こくふくovercome)しましょう。苦手な分野でも、読むだけで、国家試験の勉強になります。何の本をおすすめしましょうか。レビューブック、クエスチョンバンクを使用し、過去問を5年分を読むだけで、知識が身につきます。よい国家試験対策になるでしょう。心配せず、しっかり勉強すれば合格できる!頑張りましょう。

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では、今日の一般問題から

放射線療法について正しいのはどれか。
1 Gyは吸収線量を表す。
2 主に非電離放射線に用いる。
3 電子線は生体の深部まで到達する。
4 多門照射によって正常細胞への線量が増加する。

第106回看護師国家試験 午前問題32

1(〇)
Gyは吸収線量を表す。→Gyはグレイと読みます。1kgの組織が吸収したエネルギーの量です。

2(×) 
主に非電離放射線に用いる。→電離放射線に用います。

3(×) 
電子線は生体の深部まで到達する。→電子線は身体の深いところまで届きません。身体の表面に近いがんなどの病気に使われます。

4(×) 
多門照射によって正常細胞への線量が増加する。→多門照射(たもん しょうしゃ)というのは2方向以上からの放射線療法です。
1方向からではないので、正常細胞への線量は減少します。

本日はここまで。 また、明日。