【看護国試】第106回 ホルモン負荷試験について正しいのはどれか。

みなさん、こんにちは。お元気ですか? 
模擬試験の結果はいかがでしたか? 必修問題が40点以上取れていない人は先に必修問題をやった方がいいかもしれません。
40点以上取れた人は、一般問題と状況設定問題に力を入れるといいでしょう。
「難しい‼」といっている人もいますが、難しい問題は簡単な問題が集まったものです。「難しい‼」と思っちゃったらもう、読める文も読めません。
心を強くもって、チャレンジしてね。

では、今日の一般問題から

ホルモン負荷試験について正しいのはどれか。
1 ホルモン分泌異常を生じている部位の推定に用いる。
2 分泌異常が疑われるホルモンを投与する。
3 前日の夕食から禁食にする。
4 入院が必要である。

第106回看護師国家試験 午前問題52

ホルモン負荷試験はホルモンの分泌を刺激する物質、または抑制する物質を投与してその反応を見る検査です。

甲状腺視床下部や下垂体前葉からコントロールされています。
このようにホルモンの分泌はその場所よりも上位の内分泌器官にコントロールされていますので、ホルモンの負荷試験をすることによって、その反応をみて、障害部位を予測します。
ということで「1 ホルモン分泌異常を生じている部位の推定に用いる」が正解です。

2(×)
分泌異常が疑われるホルモンを投与する。
コントロールしているところをターゲットにします。

3(×) 
前日の夕食から禁食にする。
当日の朝食は禁食です。

4(×) 
入院が必要である。
2時間くらいで終わるので、入院の必要はありません。

本日は、ここまで。また、明日。