【看護国試】第106回 飛沫感染するのはどれか。

みなさん、こんにちは。

今日はフィリピン人看護師さんからのメッセージがあります。

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みなさん、こんにちは。お元気ですか。勉強は進んでいますか?
この前、第107回看護師国家試験の日程は平成30年2月18日とお知らせしましたが、あと5ヶ月ぐらいですね。そのため、今はもう本当に勉強中心に生活したほうがいいと思います。
国試対策として、よく出る分野はどこなのかというと第1位は基礎看護学です。基礎看護学は国試300点満点中32.2(10.7%)を占める最重要科目です。よく出る問題を把握し、勉強するのは大事です。よく出る問題はコミュニケーション、輸液、看護過程、看護の倫理、誤嚥リスクのある患者の食事介助、経管栄養法、導尿、酸素療法などに関する問題。でも心配ないでしょう。基礎という名のとおり、授業や実習で学んだ基本的な内容です。(みなさんは病院で働いていたことがありますし)日本語で覚えて、復習すれば大丈夫でしょう。
第2位は健康支援と社会保障制度、範囲は広いですね、それに私たちが、全然しらない、勉強したことはないですが、覚えれば得点できる科目です。すこしずつ学習を進めることをおすすめです。特に介護保険制度はよくでるそうです。必ず勉強しましょう。
第3位は母性看護学、状況設定問題でよく出ます。状況設定問題は1問2点なので、得点源として活用できる分野ですね。かならず学習しましょう。それでは引き続き勉強頑張りましょう。ファイト!

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では、本日の国家試験の問題から

飛沫感染するのはどれか。
1 疥癬
2 コレラ
3 A型肝炎
4 インフルエンザ

第106回看護師国家試験 午後問題15

飛沫感染(ひまつ かんせん)はわかりましたか?くしゃみや咳、会話をした時にうつることです。
答は「4 インフルエンザ」でした。

では、接触感染(せっしょく かんせん)でうつる病気はなんですか?
疥癬(かいせん)」です。疥癬はヒゼンダニというダニという虫によって起こります。
ヒゼンダニ↓

http://danitaiji.nomaki.jp/kasou/symptom02.html外部リンク

この虫が、疥癬を持ってきます。疥癬になっている人に触れること、またはシーツや布団に触れると感染します。
疥癬は皮膚の中にヒゼンダニが卵を産み付けたりして、大変かゆく、伝染性の強い病気です。↓

https://www.scabies.jp/scabies/symptom.html外部リンク

疥癬とわからずに4人部屋などに入院して、同じ病室の人、看護師、看護師からほかの病室の人に伝染して病棟をひとつ、閉鎖することになったこともあります。注意してね。

コレラ」と「A型肝炎」は知っていますね。汚染された水や食べ物から感染します。なんという感染ですか?そうです、「経口感染(けいこう かんせん)」です。

本日はここまで。また明日。