【看護国試】第106回 災害拠点病院について正しいのはどれか。2つ選べ。
みなさん、こんにちは。
今年も残り少なくなりましたね。 どんな年でしたか?
年末年始は勉強になりそうですね。
身体にはくれぐれも気をつけて、がんばっていきましょう。
では、本日の一般問題です。
災害拠点病院について正しいのはどれか。2つ選べ。 第106回看護師国家試験 午前問題90 |
災害拠点病院(さいがい きょてん びょういん)はわかりましたか?
地震や台風などの災害が起こったとき、医療サービスを行う病院です。
各都道府県で決められています。
1(〇)広域災害医療に対応する。
広域(こういき)というのは広い地域ということです。
例えば、東京都に住んでいる人でも埼玉県の病院の方が近い人もいます。そうした都道府県を超えて災害にあった患者さんに対応します。
2(×)災害発生時に指定される。
災害が発生してからでは遅いので、その前から指定されています。
3(〇)医療救護班の派遣機能を持つ。
医療救護班というのは、災害の時に医療にかかわるチームのことです。そうしたチームを派遣(はけん:病院の中ではなく、その場所へいくことです)することができることです。
4(×)免震構造であることが指定要件である。
免震構造(めんしん こうぞう)というのは、地震が起こっても建物がこわれない病院のことです。 これは特に定められていません。
しかし、地震が起こってもこわれない病院が多いです。
5(×)救命救急士の配置が義務付けられている。
救命救急士(きゅうめい きゅうきゅうし)はわかりましたか?
わからなかった人はこちら↓ 救急車に乗っているスタッフには救命救急士の人がいます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%91%E6%80%A5%E6%95%91%E5%91%BD%E5%A3%AB外部リンク
病院には医師や看護師などがいて、救命救急ができます。
それで、救命救急士の配置は義務付けられていません。
本日はここまで。
もし、なにかわからないことがありましたら、お正月中でもいつでも連絡してください。
よい、お年をお迎えください。