【看護国試】第106回 ヨード制限食が提供されるのはどれか。

みなさん、こんにちは。  さて、みなさんは政治に興味がありますか?
日本では10月22日(日)は衆議院議員しゅうぎいん ぎいんmember of the House of Representatives)の選挙があります。 どんな人が議員になるのか、注目です。 日本では投票とうひょうvoting)に行く人が意外に少ないです。
だいたい50%くらいの人が投票しません。 びっくりしましたか?
ということで、結果はあとから教えますので、みなさんは「べ」がつくことをしていてください。(えッ、わからない?「べ」がつくことは「勉強」よ)

では、今日の一般問題から

ヨード制限食が提供されるのはどれか。
1 甲状腺シンチグラフィ
2 慢性腎不全の治療
3 肝臓の庇護
4 貧血の治療

第106回看護師国家試験 午前問題41

「ヨード制限食」はわかりましたか? こんぶやわかめなどの海藻はヨードを含んでいます。日本人はそれを食べていることが多いです。どんな時にヨードは制限されるんでしょうか。

1(〇)
甲状腺シンチグラフィ  わからなかった方は↓
http://www.hosp.ncgm.go.jp/s037/130/070/scinti_06.html外部リンク
甲状腺シンチグラフィの検査をするときに、ヨードをとっていると放射性ヨウ素甲状腺に入っていい写真を撮れなくなってしまうんです。それで、ヨード制限食を食べてもらいます。
2(×)
慢性腎不全の治療
ヨードは関係ありません。何を制限しますか? そうですね、ナト
リウムやカリウムを制限します。
3(×)
肝臓の庇護(ひご)
庇護というのは「守る」ことです。 肝臓を守るためにヨードは制
限しなくてもいいです。
4(×)
貧血の治療
貧血の治療にはヨードは関係ありません。
では、鉄欠乏性貧血の時には何を食べたらいいですか?
これは前に学習会でやりました。 日本の食べ物で答えてね。
「ひじき」「わかめ」「レバー」「ほうれんそう」というように、ヨードが含まれるものも鉄欠乏性貧血にはいいようです。

本日はここまで。また、明日。